時をかける少女 〜無理して映画館で見なくて良かった〜
2007年7月26日 映画
昔々、少年ドラマシリーズというのがNHKにあって、
この「時かけ」は「タイムトラベラー」というタイトルで
一回20分くらいの連続ドラマだった。
当時、チャンネル数が異様に少ない地方都市に住んでいた私にとって、
SFタッチの良質なドラマが毎日楽しめる、貴重な時間だった。
もちろんそれだけではない。
原作に基づいた真剣なドラマ作りが
子供心にも伝わってきて、
昭和の香りなんだろうけど
ある種の「しっとり感」が何とも言えず
タイムトラベルのキーとなる「ラベンダーの香り」とともに
脳裏に深く刻まれる一作となった。
今回のアニメ映画は似て非なるものである。
主人公は迷い無くタイムリープを無節操に繰り返すし
その理由も最後を除き自己中心的でくだらないことばかりだ。
現代っ子らしいといえばそうなのだが
一番のネックは
主人公がこの映画の最初と最後で
色恋沙汰以外の部分でほとんど成長していないところだろう。
自分の本当に大切なひとに気づくのはいい。
が等の本人がタイムトラベルが当たり前の世界の超・未来の人間て。
あまりの飛躍ぶりに唖然である。
「未来で待ってる」
あえねーよ
画面は確かに綺麗だし
目を見張る画面構成もあるけれど
どうも似非宮崎的な範疇を超えてない。
つか、どっかで見た光景だらけだし設定だらけ。
面白くないとはいわない。
見てる間はそれなりに夢中になるかも知れないけど
私の感想は
「上映館数が少なかったけど、無理して遠出しなくて正解。」
この「時かけ」は「タイムトラベラー」というタイトルで
一回20分くらいの連続ドラマだった。
当時、チャンネル数が異様に少ない地方都市に住んでいた私にとって、
SFタッチの良質なドラマが毎日楽しめる、貴重な時間だった。
もちろんそれだけではない。
原作に基づいた真剣なドラマ作りが
子供心にも伝わってきて、
昭和の香りなんだろうけど
ある種の「しっとり感」が何とも言えず
タイムトラベルのキーとなる「ラベンダーの香り」とともに
脳裏に深く刻まれる一作となった。
今回のアニメ映画は似て非なるものである。
主人公は迷い無くタイムリープを無節操に繰り返すし
その理由も最後を除き自己中心的でくだらないことばかりだ。
現代っ子らしいといえばそうなのだが
一番のネックは
主人公がこの映画の最初と最後で
色恋沙汰以外の部分でほとんど成長していないところだろう。
自分の本当に大切なひとに気づくのはいい。
が等の本人がタイムトラベルが当たり前の世界の超・未来の人間て。
あまりの飛躍ぶりに唖然である。
「未来で待ってる」
あえねーよ
画面は確かに綺麗だし
目を見張る画面構成もあるけれど
どうも似非宮崎的な範疇を超えてない。
つか、どっかで見た光景だらけだし設定だらけ。
面白くないとはいわない。
見てる間はそれなりに夢中になるかも知れないけど
私の感想は
「上映館数が少なかったけど、無理して遠出しなくて正解。」
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