あんまり見せたくなかったけど
中1の子が志田未来ちゃんが好きと言うこともあり
一緒に見ました。

相手役の子(WOWOWのドラマ「チルドレン」に出てた子?)
可愛すぎたし(苦笑)
二人が純粋だったので
ついつい子どもの方の視点に偏って見てしまった。
肝心の描写も甘めだったので
親としてはホッとしたかな。

ただ、二人の心の絆のきっかけが
詳しく描かれていなかったので(塾での出会いとか)
あそこまで至るまでの過程が短絡的に感じた。

まぁ思ったことは

普通な子が突然学校飛び出したくなったり
なんの不自由もないのに寂しい気持ちがふくれあがって
反抗してみたり
普段やらないことやってみたり、
そういうことってあるよなー。
何故そうしたか、なんて筋道たてて説明なんか出来ないことばかり。
中学生時代ってやっぱりものすごく混沌としている時期なんだよなーと自分の過去を振り返ってみてもそう再認識させられた、ということかな。

未希の学校の担任教師のように
「学校にいる間はプロとして対処する。しかしそのあとは知らない」
「外でなにがあっても自己責任」
とクールに合理的に対処する大人が増えてきているのも事実。

子どもは、やっぱり、もっと「温かいもの」を大人たちに求めてるんじゃないのかな、とちょっと考えさせられた。
まぁ、未希の家庭はじゅうぶんに温かいとは思うが。

「女王の教室」以上に、きれい事で終わらせて欲しくはないドラマですね。
中学生だって「やればできる」。
こどもを持つことは可哀想な子犬を助けてあげるだけの「ファンタジー」じゃない。どちらかの命が果てるまでつきまとう「現実」なんだものね。

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