彼女を信じないでください (通常版)
2006年5月1日 映画
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2005/12/23 ¥3,990 詐欺師のヨンジュは、列車で前に座った男性ヒチョルの婚約指輪がスリに盗まれる瞬間を目撃。その指輪を奪い返すが、列車に乗り遅れてしまう。彼に地元を聞いていたことを幸いに、指輪を返し、列車に置き忘れたバッグを取り戻そうとその地へ向かうが、田舎の人の詮索好きに根負けして「嫁です」と嘘をついたことから、とんでもない大騒動に…
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韓国語の響きは、実は苦手である。
どうも、日本語のトーンに照らし合わせると、
韓国語の通常会話のトーンは「わがままを押し通している」ように響くのである。
なので、私はあんまり韓流に乗っていない人である。
でも
「彼女を信じないで下さい」
面白かったです。大好き。
何回でも見る!
この不思議な魅力はなんなんだろ。
それは「田舎」の魅力かもしれない。
ヨンガンという小さな田舎町に育ったヒチョルは
厳格な父に頭の上がらない気の弱い青年。
姉の結婚を祝うために姉の元へ向かう出所したての元詐欺師女、ヨンジュ。
ヒチョルが恋人にプレゼントするはずだった指輪をヨンジュが届ける所から、大誤解のカオス・ワールドが始まるのだが、
ヨンジュを迎える家族の温かいこと。
第三者が見ていてもほんとにほっこり心温まる人たちなのである。
ハッキリ言って人の噂がたった一日で町中に広がるような
ド田舎町なのだが、この町には虚栄も嘘もない。
論理よりは、本音と腹の底から沸いてくる本能がまかり通る町。
まぁ、都会者には生きていけないような場所であろう。
その田舎町に、ヨンジュは何故かぴったりシンクロしてしまう。
指輪を届け、姉の結婚祝いに作った雁の置物を取り戻すことが目的だった彼女が、ヒチョルの家族と暮らすうちにそれすら忘れて彼らを幸せにしたいと「本気で」願うようになる、その過程の描写がいい。
ミスター唐辛子(地元のイケメンコンテスト)に出ることになったヒチョルをバックアップするうち、ヨンジュは彼に本気で恋してしまう。
美しい町を眺める特等席でふたりが
「おまえの嘘を見抜くのは簡単だ。顔が赤くなる」
「じゃぁ当ててみて。あたしはあんたが好きになったの」(赤面)
「…」
「おかしいな…赤くなった」
のやりとりは最高に可愛い&素敵だ。
最後はムショ仲間も登場して彼女の正体もばれるのですが
ラストシーンでは意外&粋な演出が待っている。
こころをほんわかあっためたい方に、ぜひぜひオススメの一本です(^_^)v
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韓国語の響きは、実は苦手である。
どうも、日本語のトーンに照らし合わせると、
韓国語の通常会話のトーンは「わがままを押し通している」ように響くのである。
なので、私はあんまり韓流に乗っていない人である。
でも
「彼女を信じないで下さい」
面白かったです。大好き。
何回でも見る!
この不思議な魅力はなんなんだろ。
それは「田舎」の魅力かもしれない。
ヨンガンという小さな田舎町に育ったヒチョルは
厳格な父に頭の上がらない気の弱い青年。
姉の結婚を祝うために姉の元へ向かう出所したての元詐欺師女、ヨンジュ。
ヒチョルが恋人にプレゼントするはずだった指輪をヨンジュが届ける所から、大誤解のカオス・ワールドが始まるのだが、
ヨンジュを迎える家族の温かいこと。
第三者が見ていてもほんとにほっこり心温まる人たちなのである。
ハッキリ言って人の噂がたった一日で町中に広がるような
ド田舎町なのだが、この町には虚栄も嘘もない。
論理よりは、本音と腹の底から沸いてくる本能がまかり通る町。
まぁ、都会者には生きていけないような場所であろう。
その田舎町に、ヨンジュは何故かぴったりシンクロしてしまう。
指輪を届け、姉の結婚祝いに作った雁の置物を取り戻すことが目的だった彼女が、ヒチョルの家族と暮らすうちにそれすら忘れて彼らを幸せにしたいと「本気で」願うようになる、その過程の描写がいい。
ミスター唐辛子(地元のイケメンコンテスト)に出ることになったヒチョルをバックアップするうち、ヨンジュは彼に本気で恋してしまう。
美しい町を眺める特等席でふたりが
「おまえの嘘を見抜くのは簡単だ。顔が赤くなる」
「じゃぁ当ててみて。あたしはあんたが好きになったの」(赤面)
「…」
「おかしいな…赤くなった」
のやりとりは最高に可愛い&素敵だ。
最後はムショ仲間も登場して彼女の正体もばれるのですが
ラストシーンでは意外&粋な演出が待っている。
こころをほんわかあっためたい方に、ぜひぜひオススメの一本です(^_^)v
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