「ブロークバック・マウンテン」敗れ去る。
受け入れられませんでしたか、そうでしたか。

ハウルとグルミットと火花を散らした「コープスブライド」。
んー、そうね、アニメというよりは「アニメど根性美術賞」つーカテゴリ作ったらピッタリではないかしらん。

一秒24コマの世界を人形でやるというド根性に拍手。
つねにクネクネ動くのでなく、止まるところは止まる、無駄の無い絵づくりが好みかも。

ストーリーは意外と直線的で少々退屈。
ちょい昔の設定とはいえ、結婚だの誓いだの連発されると
ウザイのよ。
なんせ不信心で「契約」という言葉にウブで田舎モンな日本人でございますから。

まぁなんというか、あちらの方たちの死生観が、
全く私らのものとは異質なものだと実感させられる作品でございました。
キリスト教的発想にユーレイはないのね。
死後に現れるものは、あくまでゾンビで、実態を伴うものなんだわ。
埋葬の仕方とか習慣の相違のせいもあると思う。

でも、最後コープス・ブライドの身体がチョウ(蛾?)になって天に召されていく様を観て
「成仏したのねぇ…」とつぶやいたのは私だけでは無い…よね?

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