最終回でした。

過労で倒れて忽然と姿を消したマヤを求めてさまよう子どもたちや
教室に戻ってきたマヤの相変わらずの厳しさに
むしろ快感を覚えてそうな(センセーもっといじめて下さい!みたいな)子どもたちや
卒業式なのにほっぽって教室に戻ってくるとか
ドラマにありがちな突っ込みどころ満載ではありましたが
取りあえず

素直に良かったです。
感動しました。

マヤが辞めさせられそうになって
同僚の教師が
「今は子どもに対して大きな壁になってやれる大人がいない。
大人がカッコ悪いから、子どもがぐれるんです」
と言う台詞に大きく頷く。
また、ヘタレ教師だった「しおりちゃん」が
「良い先生だったかどうかなんて、子どもが十年後くらいにきめることですよね」と言っていたのが印象的。

考えてみれば、私たち大人は
教育や躾という名の
子どもたちに無償の愛を与えているだろうか。
そして、子どもたちからの愛情を
即座に見返りに求めてはいないか。
大人たちは真剣に考えなければいけないような気がしますよ。

最後まで教室で笑顔を見せなかったマヤ。
一度は拒否した私立の中学生になった和美がマヤと再会。

和美「先生、アロハって、こんにちは、さようならのほかにもう一つ意味があるの知ってました?」
マヤ「I love you」
和美「アロハ〜!♪」と去っていく。

そして最後にマヤは
「ありがとう」なのか
「アロハ」なのか分かりませんが
静かにつぶやいて微笑みます。
最初で最後の微笑みに、胸が熱くなりましたよ。

すがすがしいエンディングでした。

ところで、6ねん3組の子たちが
最後にマヤに捧げた「仰げば尊し」
今は卒業式で歌われてないそうですが
私は高校卒業まで歌いましたよ。

ただ、問題だった二番の歌詞をすっ飛ばして、ですが。

身をたて名をあげやよ励めよ

ここですね。
まあつくられた時代が時代ですからしょうがないですが
向上心を表す歌詞ですから、
「身をたてて名前をあげるつもりでいつまでも努力を忘れずに!」
と拡大解釈してはいかがかと。
「君が代」の「君」が「天皇」じゃなく「自分」だっていうほうが、超・拡大解釈じゃありませんかね〜?

とにかく、久々に見応えのあるドラマでした。
6年3組のみんな、本当に素晴らしかった!
ブラボーですよ(*^_^*)!

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