Harry Potter and the Half Blooded Prince ネタバレ PART3
第三章 意思確認(will and won’t) その一

場所は変わって、ダーズリー家。
ハリーは雑然とした部屋の窓辺で居眠りをしています。
周囲にはDaily Prophet紙が散乱しています。

見出しは
「ハリーポッターは選ばれし者か?」
「ファッジの後任にスクリムジャー氏」
「魔法省は生徒たちの安全に太鼓判」
ヴォルデモート復活の噂に、魔法界は何やら臨戦態勢をととのえつつあるようです。

ハリーは荷造りの途中だったのか
部屋のど真ん中には開いたままのトランク。
そのそばにはこんなリーフレットが。

魔法省発行
「闇の力から家と家族を守る方法」
そこには家を留守にするなとか
緊急時に備えて家族と打ち合わせをしておけとか
闇の印が現れたときには絶対に近づかないでaurorのオフィスに知らせよ、とか
周囲に不審な行動をとる者がいたら魔法法執行部に知らせよ等々、記してあります。

ハリーは数日前、ダンブルドア校長から手紙を受け取っており
その手紙にはこう書いてあります。
金曜の夜11時にプライヴェット・ドライヴにハリーを迎えに行く。
休みの残りを別所で過ごすため、だそうです。

一生徒のために校長直々のお迎えとは。
ハリーもたいしたものです(苦笑)

11時の約束だったのに
12時近くになっても現れないので
ハリーはとうとう待ちくたびれて眠ってしまったようです。
旅の支度が途中なのも
この手紙が本当にダンブルドアからなのか
それとも罠か冗談なのか疑っているからのようです。

やがて階下のドアを叩く音が。
ダンブルドアがどうやら本当にやってきたようです。
校長だかなんだか知りませんが、いくらなんでも真夜中の訪問はマナー違反でしょう(笑)
ヴァーノン叔父さんでなくても怒りますって。
その上、ハリーはこのことを何もヴァーノン一家に知らせてないんですから。
いくら信用してないとは言え、雨露しのげて一応食事ももらってるのに
あんたそりゃないでしょ、と小一時間(苦笑)

ダンブルドアは叔父さんに
「何年ぶりかのう」みたいな挨拶をします。
そういうえばこの家族は(特にペチュニアおばさんは)
全ての事情を理解したうえでハリーを預かった、と前巻でダンブルドアが明らかにしていますが
相変わらずのスノッブぶりは
この作者、アフォはあくまでもアフォ、ださいヤツは最後までダサイというスタンスを崩すつもりは
さらさら無いようで、どんでん返しはさいごまでなさそうですなぁ(爆)

続く。

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