正論を吐くことは世のためになるのか〜女王の教室
子が見ていたので一緒に鑑賞。

徹底的成果主義の専制君主的な教師のお話である。
成績順に特権を与えるとか
授業中にトイレ行くのは禁止とか
ドラマほど極端&あからさまじゃないけど
ああいう教師って二昔前ほどはフツーにいましたよ。
食べ物を粗末にするなということで
床に落としたパンを「拾って食え!」と怒り狂った教師とかね。
さすがにカレーは食えないな(笑)
「食べ物はいくらでもある」と思わせなかった
阿久津先生の判断は正しい。(陰険だが)

学校は勉強をするところである。
基本はそれだ。
まちがいない。
否応のない集団生活のなかで友情を築き、社会性を身につけていくのは意図的と言うよりも
自然にそうならざるを得ない人間の性分だ。

このドラマの阿久津先生は正しい。正しすぎる。
ヒトもうらやむ生活が出来るヒトが6%くらいだとか、
公立の学校でぬるま湯に浸かっている子供らを
雑魚扱いするのも
エリートの視点から見るのであればまぁうなずけるかな。
むかつくけど(苦笑)

じゃぁなんでこんな公立の教師なんかやってるんだとか
そんなに有能なら違う職業選べよとか
そーゆー疑問もうかびあがってきます。

究極の偽悪教師ってやつでしょうか。

先生が嫌いってことでクラスは団結するかもしれないし
みんなで優秀になればいいわけですから
それも子どもにとってはプラスの成果かもしれません。
最初にやなとこイッパイ見せておいて
あとから優しくするとかそういう手で懐柔するのかもしれません。

とにかく油断ならないヤツです。

ドラマだから「酷いね〜」なんて言ってみてられるけど
実際には今でもコレに近い専制君主的教師って
い る ん で す よ。

それは親にとってとてもいい先生の可能性、高いかもです。

しかし、正論吐いたり、良いことをやったり、優秀さをアピールしてほめられるのは20歳まででは。
20歳すぎてもそればっかりじゃ、ヒトとして正しくないのですよ…せんせ。

「ディズニーランドには特権階級用のゲートがある」というような台詞がありましたが(ウロ)
そんなこと言って良いの?:-)
事実だとしても

ディズニーランドのイメージダウンですね。

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