ノストラ探偵団
2005年7月1日
ぼ♪ぼ♪僕らはノストラ探偵だ〜ん♪(そんな歌はない)
お友達のS様から昔懐かしい70年代のコミックを頂きました。
(いつもありがとうございます♪)
今は活動されていないようですが
大好きでした、「シャンペン・シャワー」「インナーカルテット」が有名なかわみなみさんの漫画です!
多分実家に帰れば全三巻、どこかに埃かぶってるとは思うのですが、
今回ン十年ぶり(←それもすごい)に読んでみると…
めちゃめちゃ面白いです。
明日のメシにも困窮し
おかずに金魚食ってるような貧乏探偵事務所のお話。
メンバーは所長の空地小五郎。
友人の坂東菊次郎
(タレ目キャラ、実は住まいはハイテクのお城に住む大金持ち・姉妹18人・必殺技は「ひよこ寄せ」爆)
高校生の堀乱丸(かわいこちゃんでいじられキャラ♪)
この三人を中心にそれをとりまく
おバカキャラが総勢…
良くわかんない(爆)
とにかくキャラたちまくりの濃いキャラクターがわんさか出てくるんであります!
特に、小五郎さんの従兄弟、斑鳩刑事傑作親子(イカさんはツリ目キャラ)が出てきてからが
ギャグにさらに拍車がかかってもー笑いでページをめくる手が震えます(苦笑)。
そして菊次郎の父がまた菊ちゃんを3倍にパワーアップしたようなおバカ度炸裂キャラ。
この方たちが織りなすしょーもない愛情たっぷり、
いや愛憎たっぷりなじゃれじゃれがか・な・り
ツボなんです♪
子らに読ませてみたらば
「ちゃお」なんてぬるい少女漫画で満足してる消防に読ませた
あたしが悪かったわ。
「…微妙」
とか言われちゃったんですけど(大汗)
…ふっ…ガキめ!
絵的には今時の同人誌作家さんのほうがずっとうまいぞとか
バタくさいとか
描き込みすぎだとか
いろいろあるでしょう。
いやしかしこれは、私の腐女子としての「萌え」の原点なんだっ!(はぁはぁ)
70年代と言えば
まだ少女漫画家がほとんど「妄想」だけで漫画描いてた時代です。
ノストラも作者の「妄想」が軸であり
何かを訴えるためとか
社会現象起こそうとか
タイアップで商品売ろうとか
そういったあざとさが全くかけらもない、
純粋に作者の「好きな世界」を読み手に「楽しんでもらおう」という「漫画」なんですよ。
だからこそ、読者は作家さんと共感出来たんです。
昨今の漫画も好きなものもあるのですが
90年代後半あたりからですかね、
作品に「取材」のにおいがプンプンするようになってきたのは。
70〜80年代の漫画家さんたちも
もちろん取材もしただろうし膨大な資料を集めたりもしたでしょう。
それも今の情報量とは比較にならないから稚拙な表現にとどまっていた部分もあります。
今時の漫画は「リアル」ですよね。
そーだよね、こんなことあるよね。
みんな知らないけど、この職業って、この世界って実はさ〜とか。
リアルさに頼り切って作家性を放棄しているようにしかみえないんですよねぇ〜。
面白いっちゃ面白いんですけど…
かわみなみさんは当時の少女漫画の意味のない華美さを捨てて
敢えて少年漫画のようなテイストで少女漫画の固定観念に風穴を開けてくれました。
時には呆れるようなギャグをかまして(笑)
男同士の汚れ無き(笑)じゃれじゃれは
腐女子へのワンステップ(そんなステップいらない?笑)。
今読んでもじゅうぶん可笑しい、
そして荒唐無稽だけど
ハートにズン!とくるメッセージもちゃーんと込められています。
すくなくとも、「ジャぱん!」のギャグで引かないヒトなら大丈夫!
菊パパ曰く
「わらってごまかす時代は終わった。斜めに構えて生きる時代も終わった。
これからは嵐のような感動の時代がやってくる〜!」
当時から20年以上経っていますが
そんな時代に少しでも近づいているといいですね。
この漫画は絶版です。
復刊を御望の方はこちらへ!
http://www.fukkan.com/
お友達のS様から昔懐かしい70年代のコミックを頂きました。
(いつもありがとうございます♪)
今は活動されていないようですが
大好きでした、「シャンペン・シャワー」「インナーカルテット」が有名なかわみなみさんの漫画です!
多分実家に帰れば全三巻、どこかに埃かぶってるとは思うのですが、
今回ン十年ぶり(←それもすごい)に読んでみると…
めちゃめちゃ面白いです。
明日のメシにも困窮し
おかずに金魚食ってるような貧乏探偵事務所のお話。
メンバーは所長の空地小五郎。
友人の坂東菊次郎
(タレ目キャラ、実は住まいはハイテクのお城に住む大金持ち・姉妹18人・必殺技は「ひよこ寄せ」爆)
高校生の堀乱丸(かわいこちゃんでいじられキャラ♪)
この三人を中心にそれをとりまく
おバカキャラが総勢…
良くわかんない(爆)
とにかくキャラたちまくりの濃いキャラクターがわんさか出てくるんであります!
特に、小五郎さんの従兄弟、斑鳩刑事傑作親子(イカさんはツリ目キャラ)が出てきてからが
ギャグにさらに拍車がかかってもー笑いでページをめくる手が震えます(苦笑)。
そして菊次郎の父がまた菊ちゃんを3倍にパワーアップしたようなおバカ度炸裂キャラ。
この方たちが織りなすしょーもない愛情たっぷり、
いや愛憎たっぷりなじゃれじゃれがか・な・り
ツボなんです♪
子らに読ませてみたらば
「ちゃお」なんてぬるい少女漫画で満足してる消防に読ませた
あたしが悪かったわ。
「…微妙」
とか言われちゃったんですけど(大汗)
…ふっ…ガキめ!
絵的には今時の同人誌作家さんのほうがずっとうまいぞとか
バタくさいとか
描き込みすぎだとか
いろいろあるでしょう。
いやしかしこれは、私の腐女子としての「萌え」の原点なんだっ!(はぁはぁ)
70年代と言えば
まだ少女漫画家がほとんど「妄想」だけで漫画描いてた時代です。
ノストラも作者の「妄想」が軸であり
何かを訴えるためとか
社会現象起こそうとか
タイアップで商品売ろうとか
そういったあざとさが全くかけらもない、
純粋に作者の「好きな世界」を読み手に「楽しんでもらおう」という「漫画」なんですよ。
だからこそ、読者は作家さんと共感出来たんです。
昨今の漫画も好きなものもあるのですが
90年代後半あたりからですかね、
作品に「取材」のにおいがプンプンするようになってきたのは。
70〜80年代の漫画家さんたちも
もちろん取材もしただろうし膨大な資料を集めたりもしたでしょう。
それも今の情報量とは比較にならないから稚拙な表現にとどまっていた部分もあります。
今時の漫画は「リアル」ですよね。
そーだよね、こんなことあるよね。
みんな知らないけど、この職業って、この世界って実はさ〜とか。
リアルさに頼り切って作家性を放棄しているようにしかみえないんですよねぇ〜。
面白いっちゃ面白いんですけど…
かわみなみさんは当時の少女漫画の意味のない華美さを捨てて
敢えて少年漫画のようなテイストで少女漫画の固定観念に風穴を開けてくれました。
時には呆れるようなギャグをかまして(笑)
男同士の汚れ無き(笑)じゃれじゃれは
腐女子へのワンステップ(そんなステップいらない?笑)。
今読んでもじゅうぶん可笑しい、
そして荒唐無稽だけど
ハートにズン!とくるメッセージもちゃーんと込められています。
すくなくとも、「ジャぱん!」のギャグで引かないヒトなら大丈夫!
菊パパ曰く
「わらってごまかす時代は終わった。斜めに構えて生きる時代も終わった。
これからは嵐のような感動の時代がやってくる〜!」
当時から20年以上経っていますが
そんな時代に少しでも近づいているといいですね。
この漫画は絶版です。
復刊を御望の方はこちらへ!
http://www.fukkan.com/
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