マジレンジャーを見る前に「怪傑ゾロリ」を何とな〜く見てるんですが、今週のお話には不覚にも涙が。

ある魔法使いの女の子が言うんです。
「私は戦争をなくしたい。銃を撃ったら、弾が花束になる魔法を探しているの。大砲とか、大きい弾になればなるほど大きい花束になるの。そうしたら、みんな戦うのがバカバカしくなって、きっとこの世から戦争がなくなると思うの」

…ほんとうにそうですよね。
そんな魔法、ほんとうにあったらいいな。
だれか作ってくれ。真剣に思ってしまった。

だいたい、力で人をねじ伏せるという究極の幼稚な交渉手段に、
なぜ「殺人」や「破壊」が必須なんでしょうね。
武器だって、殺傷能力がなくても良いんじゃないの。
邪魔だてするモノを一時的に黙らせる必要があるとしても、ですよ。

今、日本は一部の国の一部の人たちから
ブームのように責め立てられていますが、
決して日本は怒りをあらわにしてはいけないと思う。

怒っている人々の気持ちは静かに受け止め、話を聞いてあげるべきだと思う。
たとえ相手の言うことが間違った認識と歴史の曲解にもとづいたものだとしても、です。

最悪なのは、
「そっちがそういうならおまえの国だって…!!」
と相手の痛いところを突いて報復することです。

相手が(自分に都合の)悪いことをしたからと言って
やたらと恨まない。
憎まない。
仕返ししない。
でも悪いことは悪いと認めさせる。

いつも子どもに言ってることです。
子どもは素直に聞きますよ。
大人はなんで出来ないんでしょうね。

今回、不幸にも酷い電事故が発生してしまいましたが、
運転手は数十秒、数分の遅れを起こすと
叱責・訓告だけじゃなく、減給にもなるとか。
事故の原因は明らかではないですが、
ペナルティで締め付けることは必ずしも良い結果を生まない。

受験生のために止まらない駅に列車を止めるのは反対ですが、
安全のために遅れるのはしかたないこと。
飛び込みがあってもpunctualな、効率優先の精神は非人間的で恐ろしいです。

北朝鮮の問題にしても、
誠意が通じる相手じゃないとギュウギュウに苦しめるのはやはり賛成出来ないです。
キレて自暴自棄になった生き物ほど手に負えないものは無いからです。
盗人に負い銭と言われても、援助は続けた方が私個人は思うのですが。

先に触れた「ゾロリ」の魔法使いのような人が現れて、
攻撃の代わりに思いやりをお互いに与えあうような、
そんな優しい社会をつくる魔法の呪文を手に入れたいですね。

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