昨日、子と何十回めかの鑑賞。
大好きです。
角野栄子さんの原作は未読の不届きモノですが、
これはこれで、原作とは別物の世界観を作り上げていると思います。
トトロとは違って、この物語には入っていけないという方も多いでしょう。
多分、その方たちは、親元を離れ、生まれ育った所を離れたことが無いんじゃないかな。
私は田舎モノで、進学のため一人で上京しました。
若いから、野心もたっぷり、親元や地元を離れる寂しさよりも、新しい世界への好奇心、どんなことでも出来そうなエネルギーに満ちていました。
そう、まさにこの物語のキキのように(笑)。
冒頭、都会の人々の合理的で冷たい(と感じてしまう)振る舞いにへこんだり、おソノさんという、一見情は厚いしいい人だが締まり屋で唯物主義(失礼)の商売人との出会い。
ユニークな自分を、ユニークな存在として接する新しい友人。
ユニークな自分を、変わり者ととらえる一般人。
全ては私自身、多かれ少なかれ経験し、感じたことばかり。
後半、キキはふとしたことがきっかけで飛ぶことが出来なくなる。
キキ「飛べなくなってしまったけれど、店番しますからここに置いて下さい」
オソノさん「そりゃぁいいけど…まほうの力ってもどるんでしょ?」
罪の無いオソノさんのこの台詞はものすごく残酷に響く。
お客様から頂いたケーキを前に涙ぐむキキ。
この街の優しさに、やっと触れることが出来た喜び。
頑なだったキキの心がゆっくり溶けていく。
いつもここで熱いものがこみ上げてきてしまいます。
最後の飛行船のスペクタクルは宮崎さん十八番のアクションシーン。
言うことを聞かないデッキブラシに乗ったキキの飛行シーンは絶妙の緩急リズム。お見事ですね。
電話もある時代に、キキは両親に手紙を書きます。
「落ち込むこともあるけれど、私はげんきです」
実際手紙を書いたときと、届いたときのタイムラグが、新たな物語を予感させるような気がします。
デ社が、角野栄子さん原作ということで、
「魔女宅」実写版を手がけるそうで…
ハリポタみたい、なんて揶揄されないようにしてほしいものです。
ハリポタだって、この作品に間違いなくインスパイアされてるんですから(苦笑)。
大好きです。
角野栄子さんの原作は未読の不届きモノですが、
これはこれで、原作とは別物の世界観を作り上げていると思います。
トトロとは違って、この物語には入っていけないという方も多いでしょう。
多分、その方たちは、親元を離れ、生まれ育った所を離れたことが無いんじゃないかな。
私は田舎モノで、進学のため一人で上京しました。
若いから、野心もたっぷり、親元や地元を離れる寂しさよりも、新しい世界への好奇心、どんなことでも出来そうなエネルギーに満ちていました。
そう、まさにこの物語のキキのように(笑)。
冒頭、都会の人々の合理的で冷たい(と感じてしまう)振る舞いにへこんだり、おソノさんという、一見情は厚いしいい人だが締まり屋で唯物主義(失礼)の商売人との出会い。
ユニークな自分を、ユニークな存在として接する新しい友人。
ユニークな自分を、変わり者ととらえる一般人。
全ては私自身、多かれ少なかれ経験し、感じたことばかり。
後半、キキはふとしたことがきっかけで飛ぶことが出来なくなる。
キキ「飛べなくなってしまったけれど、店番しますからここに置いて下さい」
オソノさん「そりゃぁいいけど…まほうの力ってもどるんでしょ?」
罪の無いオソノさんのこの台詞はものすごく残酷に響く。
お客様から頂いたケーキを前に涙ぐむキキ。
この街の優しさに、やっと触れることが出来た喜び。
頑なだったキキの心がゆっくり溶けていく。
いつもここで熱いものがこみ上げてきてしまいます。
最後の飛行船のスペクタクルは宮崎さん十八番のアクションシーン。
言うことを聞かないデッキブラシに乗ったキキの飛行シーンは絶妙の緩急リズム。お見事ですね。
電話もある時代に、キキは両親に手紙を書きます。
「落ち込むこともあるけれど、私はげんきです」
実際手紙を書いたときと、届いたときのタイムラグが、新たな物語を予感させるような気がします。
デ社が、角野栄子さん原作ということで、
「魔女宅」実写版を手がけるそうで…
ハリポタみたい、なんて揶揄されないようにしてほしいものです。
ハリポタだって、この作品に間違いなくインスパイアされてるんですから(苦笑)。
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