く…
またつまらぬものを見てしまった。

薄い。
主人公以外の男どものキャストが薄い。
脚本が薄い。

でも、なんといってもこの映画の欠点は
主人公ララ・クロフトの魅力のなさにあるのでは。
女版インディとかいわれてますけど
インディにはちゃんと人間くさい設定がしてありました。
蛇が嫌いだったり、父親にコンプレックス持ってたり。

ララにはそれがないのです。
たとえば、武術は得意だけど、お料理は苦手とかさ(笑)
いい男にはあからさまに目がない、とか
金持ちなのに思いっきりマネーピンチャーだとか…
そういう崩した部分が無いとねぇ。
ただの別次元のターミネーター見てる気分になるだけ。

これが映画じゃなくて、ゲーム「トゥーム・レイダー」をモチーフにした、アンジェリーナ・ジョリーの「プロモ・ビデオ」なんだったら許せるんですけどねぇ…。

一応最後まで見ましたが、途中、中国人のイケメン敵キャラが死んだところで、この映画への私の興味は失せました(苦笑)。

コメント