遅ればせながら鑑賞。

一昨日は夜中に台風よりももんのすごい嵐に見舞われ、
かと思えば昨日は、12月というのに夏のような暑さに辟易。
じゃあ暖冬なのかというとそうでもなく、
北海道じゃ大雪だ。

最近の地球は狂ってる。

人間もおかしい。
うちの近くにはケヤキの並木道があって、それは一見美しい。
しかし、コンクリートで固められたところに場違いな木が沢山生えているため、椋鳥たちが大群をなしてやってくる。
その鳥たちの落とし物が臭くてたまらないから(何故ならアスファルトの上では分解しないから)無駄な水を流し、掃除に明け暮れる。
椋鳥を追い払う妙ちきりんな音まで流して、こっちの頭までおかしくなる。

で、この映画だけれども、最近の異常気象とか、熊騒動とか、もろもろの不可思議現象と理不尽な対策の数々をみていると、かなり現実感を伴うお話だとは思う。

だけれども、この手のパニック映画は、アメリカ製というのもあるけれど、何故にピンポイントでアメリカ、そしてニューヨークなの?と突っ込みたくなる。
息子の救出劇につきあわされたD。クエイドの仲間2人が気の毒でしょうがない。
くどいくらいに自由の女神が出てくるのもどうよ。

異常気象が始まってまもなく
真っ先に日本にヒョウがぼこぼこ降って、おかしな日本語を話すサラリーマンが果てるところは、ひょっとして奥底にそういう願望があるんですかとか深読みしたくなります(苦笑)。

ラスト、自分だけ安全なところに逃げおおせた大統領が
「わたしたちは間違っていた」と声明を発表するところがあるけれど、あり得なくて笑える。
「わたしたち」じゃないよ、あなたでしょ。

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