ある日どこかで

2004年10月12日 映画
スーパーマン=クリストファー・リーブが亡くなった。
9年前の落馬事故以来、懸命にリハビリを続ける姿をTVのドキュメンタリーで見かけた。
有名人だから財力もあるし、一般人だったらとっくにあきらめることにも挑戦して、家族と共に懸命に生きていた。
52歳という年齢だったけれど、素晴らしい家族にに恵まれた、ある意味幸せな死だと思う。

その彼がスーパーマン以降に出演した、貴重なストレートプレイ。(ある意味これもコスプレか?)

小説家の主人公がホテルのロビーに飾ってある
一枚の女優の写真に魅了される。
数年前老婆に「わたしの所へ戻ってきて」と渡された懐中時計をもつ彼。
女優のまなざしに取り憑かれた彼は極限状態から彼女の時代にタイムスリップすることに…

女優を演じる、ジェーン・セイモアが美しい。
本当に、美しい。
青と、緑のオッドアイが神秘的だ。
後にも先にも、彼女以上に綺麗な女優は現れないと思う。
その彼女の演じる女優の視線の先にあったものは…!
ぞくっとするような、2人の運命の出会いと別れに心酔しますよ、ほんとに。

C.リーブ。いい役者さんでした。
素敵な物語をありがとう。
ご冥福をお祈りします。

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