9.11

2004年9月12日
もう日付は変わってしまいましたが、
昨日(現地時間では今日かな)はNY同時多発テロの日でした。

ちょうど、「あの時間」に夫が
「今頃だよね、テロが起こったのは」とぽつり。
夫の帰りが遅く、独りでTVを見ていて、あのニュースを偶然見てしまったわたしはただただ、愕然としていました。

あれから、米国はものすごい憎悪をエネルギーに
ほとんど「八つ当たり」のような反撃を繰り返してきたけれど、
米国の一般市民の心の内はいかがなものか。

日本は戦後、米国に骨抜きにされて
正義の名の下に米国に殺された、原爆や空襲によるおびただしい数の一般市民の犠牲も忘れて米国にしっぽを振ってきた。
私にとってはそれが心底情けないと思える時期もあった。

けど、今はこう思う。
復讐の心をひたすら抑えて自国の再興に専念しきてきたからこそ、今の日本があるのだと。
歴史を知る上で、教育によって事実は正しく知らされねばならないと思う。
だけど、他国・他民族を蔑んだり、憎むようし向ける教育や宗教はいかがなものかと思うのです。

死語の楽園を夢見て、現の生活をないがしろにするのは間違ってると思う…。
生き物にとって大事なことは、「暮らす」ことなのではないですか…?

9.11のテロの凄惨なシーンがフラッシュバックし
涙が止まらなくなってしまった。
多くの人が同じ思いであることを祈ります。

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