陰陽師 2

2004年8月9日 映画
狂言師・野村萬斎を世に知らしめた映画「陰陽師」に続く第二弾。

前作を見た時は、日本人に生まれてよかった!眼福じゃ!と思ったもの。
それぐらい萬斎の存在感がすごい映画でした。
(映画自体はヘタレでしたが)
勢いあまって本職の方を生で見に行ったりした。

で、期待の第二弾だが、これがいけない。
なにがいけないかというと、全体に漂う緊張感の無さ。
若手の女優・俳優が大根なのはもう目をつぶりましょう。
しょうがないです。観客を呼べる俳優の層が薄いのだから。

脚本もヘタレだが演出も馴れ合いの中で行われた感じが強く、
内輪受けのギャグも寒いだけなのよ。

原作者の煩悩を実現させた形の「女舞」は見事にこけている。
今回WOWOWで放映されたけど、こっぱずかしくてとても家族で見られる内容の物ではないです、はい。

博雅「愛の告白シーン」(笑)など、いいシーンもあるのに実にもったいない一品デス。

つまらん映画は容赦なく消す旦那はだまって最後まで見てたけど、もしかしてはまったのかしら…(謎)。
まさか、女舞に!???

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