水滸伝といえば幻界水滸伝ですかって位、興味が無かったけれど
岩波少年文庫って、大人も惹かれる何とも言えないオーラがあるのよね…。
んじゃー暇に任せて少年文庫読破はどうよ、ということで。

正直、まだ中盤(爆)。
しかし、これを冒険小説として少年に読ませるのはどうよ、と
誰も思わないのかね?
大人の私も唖然とするくらいの暴力、略奪、殺戮、出奔、脱走の
オンパレードだ。
バトロワを超えてスターシップ・トゥルーパーズだ。

メインキャラの登場人物がころころ変わるので
あれ、この人はいったいあの人とどういう関係だったっけ…?
と復習しながら読んでる。
確かに、脳みそのしわが減ってるおばさん向けじゃないわね。

で、今、唯一高潔な魂持ってると思ってた林沖さんが
悪徳高官にいじめられて無実の罪着せられて、かつての仲間にも裏切られて切れまくったとこ。
物語とはいえ、しばし唖然としますぜ(-_-)。

殺戮の方法も切れ方も、いやーさすがに
肉食ってる人は違うなとか差別的なことも頭をよぎったり。
いかんいかん。

この物語のどの辺に世の人たちはロマンを感じるのか、
これから読み進むうちに明らかに…
なるんだろうか?
甚だ疑問である。

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