PTA

2004年5月20日
今日は小学校の保護者会だった。
いつも、なんてことはない話を聞かせられるのだが、
他愛のない日常を伺う。それが重要なのだ。

学校へ行けば、その空気に触れるだけで
こども達が果たして望ましい状態で学校生活を送っているのか、
先生の言っていることに嘘やごまかしがないか、
「肌」で分かるのだ。
親ならさぼってはいけない、と思う。
仕事を持っている人は、ほんとなら休んでも行ったほうがいい。

中にはPTAが存在しない学校なんてのがあるらしいけど
それはどうかと。
やはり地域社会というのは、住む人があって、子どもがいて、
学校があって、成り立つ。
親は、学校を通して地域社会とつながっているのだ。
地域の透明人間になってはいけないよ。

で、肝心の役員決めだけど、決まらない。
高学年にもなるとほとんどが経験者で、未経験者は
フルタイムで働いている物理的に難しい人、そして無関心な人。
後者は姿を現しさえしない。
で、結局「いつものメンバー」に落ち着くことが見え見え。

断っておくが、「いつものメンバー」は決して目立ちたがりとか
ええかっこしいとか、役員好きとかじゃあない。ただのお人好し。
だれだって自分の時間を自分の好きに使いたいのだ。
ほんとうは、その時間を使って就職活動だってしたい。
「逃げた者勝ち」の時代はそろそろ終わりにして、
全員で平等にこども達をサポートしましょうよ〜。

今の不景気を打開するには、女性がより多く社会に出て
消費が拡大すればいいと思うのだが、
そのためには、企業が「保護者会休暇」とか「PTA活動休暇」「子ども看病休暇」(生理休暇があるんだから当然よね)を制度として設ける、つか、強制的に制度を持たせる、てのはどぉでしょ?
それなら安心して親は(特に女性)外に働きに出かけられるってもの。
保育園待機者数を減らすだけじゃ、解決にはならないのよねぇ。
子どもは、乳幼児ばかりじゃないのだからね、小泉さん!

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