去年の夏に原書を手に入れてから約半年かけて読破しました(笑)。

感想は…
そーですねぇ。
…長い(爆)。

ハリーが、思春期にさしかかっているので
かな〜りダークな要素が見え隠れしているところなど、
よく描けていますね。うまいです。
また、父世代の思春期時代をかいま見て、想像とはかけ離れた実態に愕然とするところなど、今までにはないリアルさがあります。

人間界で言う「病院」に当たる施設が重要な舞台としてでてくるのですがこれがなんだかいかにもvideo gameの世界観を意識して作った感じ。
私はFF8のエスタを思い出しました(分かる人には分かる)。

話の本筋からはそれるのですが、
例の東洋系の女の子、Cho、かなり絡んできます。
ハリーとのちぐはぐなやりとりがほほえましいというか、
私的には一番の見所・笑いどころかと(笑)。

ちょっとネタバレくさいですが
終盤にDumbledoreがHarryにVoldemortとHarryとの因果を話して聞かせるところがあるのですが
…………「いまさらアンタ何言うてはるの…」
とガクっときたのは私だけではあるまい(苦笑)。

まあそんなベタベタな話の展開はいつものこと。
少なくとも4巻よりは断然面白いと言っておきましょう。
長いけど(しつこい)。

話は変わるけど、映画「アズカバンの囚人」のキャストを見てショック。
Siriusはあの方でいいけど、Lupinは激しくびみょー…。
もっとエレガントではかなげで危険な感じのする線の細い人ってイメージをもってたのになんか違うのよね。名優かも知れないんだけどさ。

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