ブラザー・ベア

2004年5月7日 映画
子どもがね、「見たい」って言ってきたんです。
それがなかったら見てなかった。
あのニモがつまらなくて寝そうになった私。
半年もたたないうちにまたディズニーか?カンベンして〜

ブラベアはCMからしてびみょーだった。
「今度はくま…かわいくねー…。人間がくまになって子熊と旅ねぇ…。けんかしながら絆深めるってか?どーせ最後は人間に戻ってハイさよならなんだろーな。ケッ」

…見終わったら、世界が変わってた(大げさ)。
これは生きとし生けるものの愛と赦しの物語なのですね。
そんなことCMからはかけらも想像出来んかった。

人間の3兄弟がイイ。
長兄の包み込むような愛と決断(ホント、胸が痛みました…)
次兄は弟まで失ったと思い太陽のような明るさが一転、どこまでも執拗にクマ(キナイ)を追う。
愛を贅沢に受けていた末っ子・キナイは、実の兄に命を狙われながら子熊のコーダと旅をするうちに自分のトーテム「愛」の意味を知ることに…。

絵が可愛くないとか話がつまらんとかいう批評もちらほら目にしますが、「ムーラン」「ポカホンタス」が大好きな私にとってはなんの違和感もないですね。
ハードな話の展開も、お気楽ディズニーらしくなくていい。
むしろ、手書きアニメーションのキャラがかつて無いほどに細やかな「演技」をするのに感動してしまいました。
アニキャラに演技賞を与えられるなら、

主演男優賞;キナイ(クマバージョン)
助演男優賞;デナヒ
〃(次点);コーダ

…に授与したいと思います(笑)。

特に、次兄デナヒには惚れました(爆)。
早くDVDで見直したい!
こんなアニメは初めてです。

コメント